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幸せに小金持ちになってしまうチャンスを掴むのに必要な令和の生き方

2020年、あけましておめでとうございます。ライフプライオリティーです。

 

前回の記事からだいぶ間が空いてしまったんですが、2020年一発目は幸せな小金持ちニケタンこと、伊木ヒロシさんの動画です。


幸せに小金持ちになってしまうチャンスを掴むのに必要な令和の生き方

 

これからの時代を幸せに生きるための7つのポイントについてお話をしてくれていますが、動画の初めにとても大切なその前提についてのお話をされています。その前提とは、今後世界は人口減少に向かっていくということです。人口は経済の形を作る根本ですから、それが増えているのか減っているのかによって経済の形態は根本的に変わってきます。過去800年間は人口が増えていく時代だったので、基本的にはみんなが作っているものを、売れているものをもっと作れば売れるという時代でした。みんながやっていることをやれ、そうしたら大丈夫、という時代です。今後人口が減っていくと、みんなが作っているものをもっと作っても当然売れなくなり、価格競争に巻き込まれていきます。それでは生き残れない。ではどうするか。全く逆のことをやれということですね。皆がやっていないことをやれ、変わったこと、非常識なことをやれということです。そこに価値が生まれていくわけです。じゃあどうすればそれができるのか、では7つのポイントいってみましょう。

 

1.価値を磨く(自分の価値を見い出せ!)

現代の学校教育というのは画一的で、これが正解です、というのを教えられてきてしまいました。例えば読書感想文を書けば、こういう感想が優秀であると、ある意味これが正解ですよ、それ以外は間違いですよ、教えられてきてしまったわけです。でも、本来感想に正解なんてないんですね。それぞれがそれぞれの感想を持っていいわけです。子供のころはみんな個性がありました。一つの物事に対してそれぞれが独特の感じ方をしていたわけです。これからの時代はその個性こそが価値になっていきます。なので、自分の価値を見出せ!というより、思い出せ!なのかもしれません。ではどうしたらいいのか。伊木さんはアウトプットしろとおっしゃっています。アウトプットすることによってその価値が磨かれていくと。ブログを書いたり動画を作ったり人と話したり。自分が得た経験を人に伝える。これによって自分の中の価値が磨かれていくわけです。なんでかというとアウトプットすると自分の中の価値に自分で気づくことができるからなんですね。あ、これが自分が持っている価値なんだ、じゃあこれを磨いてみようとなるわけです。

 

2.非効率に生きる

ちょっとこれどういう事やねん、と思うんですね。効率的に生きたほうがいいに決まってるじゃん、と。今までのように人口が増えているときはこれが大切だったんですね。すべてを効率的に。効率的に作り効率的に売る。効率的に勉強し効率的に稼ぐと。でもこれからはこれが変わってきます。非効率的に、つまりどういうことかというと、ゆっくり味わっていくことこそが価値を生むようになるわけです。そして、ゆっくりと味わったことこそが自分のものとなっていきます。急いでぱっと頭に入れた知識ってすぐ忘れるし活用できないですよね。それに対してゆっくりと味わった知識や経験は自分の中に残り、活用され、価値となっていきます。これ、僕がオーストラリアにいた時代、もう15年も前ですが同じようなことを思っていました。これからの時代は不便さこそが価値になる時代が来るんじゃないかと。今のところ世界はまだ便利さをひたすら追い求めているように見えますが、便利さの追求の先に幸福があるのか、ということですね。<便利さ=幸福>の時代は終わりが来ているというのはみんなが感じていることじゃないかと思います。例えば、東京から名古屋まで1時間で行ける今と、1か月かけて旅していた江戸時代のどちらが幸せだったかということですね。名古屋で会議だといって日帰りするのか、ちょっと名古屋まで出張行ってきまーすといって江戸を出て、2か月間帰ってくるまで旅ができる江戸時代。途中茶店に寄ったり、行く先々の風情を楽しみながら、いろいろな場所の宿に泊まって移動していくという。まさにゆっくりと味わう価値ですね。便利さ=幸せ(価値)ではないということは明らかだと思います。

 

3.本質を生きる(目的を見極める)

すべての行為には本質(目的)があるわけです。それを常に意識し、見極めろと。例えば料理をする本質は、食べた人に喜んでもらいたい、栄養をつけて元気になってほしい、という本質があるわけですね。車を運転する本質は、人をどこかに連れていくという目的があったりするわけです。今までの時代は効率化を求めすぎてこの本質が失われていた時代でした。そこには行為があるだけで、本質がなかったわけです。そうではなく、その行為は何のために行われているのか、その先に何があるのか、誰を幸せにするのか、誰の笑顔が待っているのか。これからの時代はこういった本質を見極め、それをつかんだ人が価値を生み、生き残っていく時代になります。

 

4.仲間を募る(旗掲げる、そして集まるを待て)

5.自立する(自分で生きていける術を身に着けろ)

6.失敗を積み上げる(失敗の上に新しい自分を作れ)

7.未来をベースに今日を作り上げる

4から6は割と普通なんで特に説明しないです。7が面白いです。普通私たちは今をベースに未来を考えますよね。今持っているものを持って未来を作ろうとするわけです。でもそれは全く逆だと伊木さんはいうわけです。自分がなりたい未来を作るために、今自分は何を持っているのか、持っていないなら見つけにいけ、というわけです。今晩すき焼き作ろうと思って冷蔵庫見たら材料がない。すき焼き作れないですよね。じゃあどうしますか?スーパー行きますよね。人生も同じだと。今持ってる材料で思い描く未来が作れないなら見つけに行かないといけないんです。じゃあどうやって見つけるのか。体験してしまえということとです。例えば将来フランスに住みたい。パリのカフェでカプチーノを飲んでマカロンを食べる。フランスパンとチーズを食べながらワインを飲む。フランス人とボンジュールとか言いながらハグをする。一回こういう経験をすれば自分の中に材料としてそれが残るわけです。この材料をもとに今日を生きる。いつもフランスでフランスパンにオリーブオイルをつけて食べてるけど、たまに日本に帰ってきて松屋で牛丼食べるのもいいよねー、という感覚で今日を生きるわけです。すると思い描く未来の方に現在が近づいていく。これが未来をベースに今日を生きるということです。将来の思い描く生活があるなら、1日でも1時間でもいい、その体験をすることによって自分の中の体験とし、それを材料として今日を生きるというわけです。

 

さて、ここまで解説してきて、伊木さんの動画は本当に素晴らしい、私もこういう風に生きていきたいと思うわけです。でも、同時に、本音を言うと、なんかつらいなー、もっと楽に、でも幸せに生きていけないのかなー、とも思うわけです。なんか、2020年になって、テクノロジーが発達して、AIとかロボットが人類の多くの仕事をできるようになって、ますます競争が厳しくなる、もっともっと競争力をつけていかないと生き残れない、という論調多いですよね。でもこれってどうなんでしょう。何のための技術、テクノロジーの発展なんですか?って思うんです。テクノロジーの発展って、人類の幸福のためですよね?本来はAIの発達によって職が失われる、っていう危機感じゃなくて、人が実質的に働く時間が減るので、もっと自分にとって大切な時間を過ごすことができる、という風になるべきなんです。今まで毎日10時間働いてたけど、AIの発達によって、5時間でよくなる。じゃあ私はボランティアに時間を使おう、人に喜んでもらうことをしよう、家族と時間を過ごそう、趣味の釣りに行こう。こういう風になるべきなんです。でも今は逆の方向に行ってますよね。テクノロジーの発展によって、なぜか人は苦しく、不幸になっているように見えます

 

サピエンス全史、ホモ・ゼウスのハラリ博士も問題提起をしていますね。人類は生まれてから発展を繰り返し現在地球を支配している、でも、幸せですか?と。先ほどの江戸時代の例えもそうです、名古屋に行くまで1か月かかった江戸時代の人と、1時間で行ける現代人、どちらが幸せなんですか?と。いつか、できれば私たちが生きている数十年以内に、人類が方向転換する時代を目撃したいと思います。テクノロジーの発展が、一部の人間の金儲けに使われるのではなく、全人類の幸福のために共有されていく、そういう時代を

 

それでは、今回は以上になります。2020年が皆様にとって今までで1番素晴らしい年になりますように。そしてこの記事が少しでも皆さんの幸せにつながりますように。