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米雇用統計のサプライズ 専門家の予想が当たらない!

どーも、ライフプライオリティーです。

 

今日は何の動画を紹介しようか考えていたんですが、ちょっと面白いニュースが入ってきたんでこちらの動画を紹介したいと思います。


米雇用統計のサプライズ 専門家の予想が当たらない!【及川幸久−BREAKING−】

 

及川幸久さんの12月7日付のブレーキングニュースです。私は様々な方のYoutubeチャンネルを登録していますが、ほぼ毎回見ているのはこの及川さんのブレーキングニュースくらいです。主に英語の新聞等の記事から、日本ではあまり報道されない、または日本とは違う角度からの報道を紹介してくれています。もともとアメリカやイギリスの金融街で仕事をされていた方なので、マーケット系に強いです。毎回10分ほどと短いので、毎日見れば、世界の政治、経済ニュースの重要な部分を抑えることができる内容となっています。

 

さて、この及川幸久さんですが、幸福実現党外務局長という役職をされていて、幸福の科学の方ですね。私は幸福の科学には全く興味がありませんが、及川さんのことは動画を拝見しているだけですが、とても尊敬をしています。

 

で、このチャンネルなんですが、見ていただければわかるんですが、「潜在意識チャンネル」となっています。過去の動画を見ていくと、初めは潜在意識の使い方というテーマで動画を作っていたようですね。それが最近はブレーキングというタイトルで国際ニュースを主に取り扱うようになったようです。で、この潜在意識の使い方の方の動画ですが、私もいくつか見ましたが、面白いです。前回の伊木ヒロシさんの動画でも潜在意識について取り扱いましたが、私の見解では、潜在意識を使えるようになるとは要するに”無意識に”(この無意識にが大事です)する決定や行動が、その人の成功や理想に向かっている、ということだと思います。潜在意識については私なりにもいろいろ考えがあるので、またいつか取り上げたいと思います。

 

さて、では動画の内容に入りましょう。内容をざっとまとめると以下のようになります。

  • 11月の米雇用統計の数値が予想以上に良かった(10月に比べて26万人増
  • 失業率3.5%(50年ぶりの低さ)
  • これに対するメディアの反応が戸惑っている(主流派経済学者の予測が当たらない)
  • 50年前はケネディー減税で失業率3.5%、GDP5%を達成
  • トランプも減税を行い去年GDP3.6%まで上がった
  • 再選されれば、5%を目指し減税第2弾を行うのでは

大体このような内容になります。で、私が面白いと思ったのは50年前アメリカがGDP5%を達成した時にはケネディーによる大減税があり、現在の調子のいいアメリカ経済の裏にはトランプの減税があるということですね。アメリカはトランプが減税してから、税収は上がってるんですよね。動画の中で紹介されている「A rising tide lifts all boats(滿汐時にはすべてのボートが上がる)」というケネディーの言葉が象徴するように、経済成長があればすべての(とはいかずとも、多くの)企業の業績が上がるんですね。これが結果的に国の税収の増加にもつながるわけです。最近30年続くデフレ下で、税収が足りないという理由で、増税をしている国がありましたが、これ、2重3重に矛盾しているんですけど、ほんと大丈夫ですかね?

 

それともう一つ、主流派経済学者の予測が当たらない、という部分がちょっと面白かったですね。今、主流派経済学者と真っ向から反対しているMMT(現代貨幣理論)という理論があります。どれぐらい日本で浸透しているのか、私は日本に住んでいないので実感としてはわからないのですが、ネットで情報を見ている限りは結構浸透、もしくは、聞いたことはある、くらいにはなってきているんじゃないでしょうか?先ほどの増税の話にも関わってきますが、MMTの理論ベースは「自国通貨建てで国債を発行している限り、国が財政破綻(デフォルト)することはない」ということです。ちなみにこれ、日本の財務省のホームページにも書いてあるそうです。つまり財務省もこの理論を認めているんですね。ちなみに麻生大臣も昔はこのことを認めていました。にもかかわらず、最近は「日本をMMTの実験台にするようなことはしたくない」という発言をしていて、これに関してアメリカのMMTの経済学者が「Ridicurous(バカげている)」と言っていました。で、私は経済学の専門家でもないし、大学等で勉強をしていたわけでもないので、専門的なことはわからないのですが、もしかしたらだからこそ、このMMTがすっと入ってくるのかもしれません。私の感覚ですが、50年後くらいにはMMTに基づいて経済政策を行うのが当たり前になっているように思います。 その筆頭を言っているのがトランプのアメリカ、続いて、オーストラリア、イギリス、イタリア、カナダあたりがきそうな感じです。日本は遅れている、というより、全く正反対の方向に走っています。このままいけば、失われた30年が、40年、50年と続くでしょう。MMTに関してはまた近いうちに取り上げたいと思います。

 

最後にもう一つ、及川さんは「反グローバリズム」という立場をとっています。トランプの移民政策や経済政策は反グローバリズムです。イギリスのブレグジット反グローバリズムです。反対に欧州連合EUグローバリズムですね。要するにグローバリズムは国と国との垣根を下げましょうということです。でもこれをやると結局何が起きるかというと、世界でビジネスをしている国際企業や大企業がもうかります。それはそうですよね、国と国との関税や規制がなくなっていくんですから。彼らはどんどん仕事がしやすくなって、もうかっていきます。反対に、中小企業等、国内でビジネスをしている人たちが駆逐されていきます。で、国民が貧困化する方向に向かってしまうんですね。これはいかんということでトランプさんが出てきたわけだし、イギリスのブレグジットが起きているわけで、これが、世界の潮流になりつつあります。そして、日本はここでも、真っ向からこの潮流に逆行して、移民を増やし、外資を入れているわけですね。本当に大丈夫かな。。。

 

さて、あまり日本の政治経済の話をすると愚痴っぽくなるのでこの辺で止めておきましょう。私は日本を出て16年になりますが、帰るたびに素晴らしい国だなーと思います。これからも、日本という国が多くの外国人のあこがれであり、住みやすく、誇りに思える国であり続けることを願っています。

 

では今日はこの辺で、この記事が少しでもあなたの幸せにつながりますように。