幸せな小金持ちを目指すための潜在意識の使い方
どーも、ライフプライオリティーです。
今日は幸せな小金持ちを目指すための潜在意識の使い方という動画を紹介したいと思います。
ちょっとスピリチュアル系かなーと思いますが、かなり実践的です。アップ主は幸せな小金持ち、ニケタンこと、伊木ひろしさんですね。伊木ひろしさんは、基本どうやったら幸せな小金持ちになれるか、経済的自由を得ることができるか、という動画をアップされています。お金持ちから、富豪、大富豪と呼ばれる人たちが、どのようにそうなっていったのか、どの様なメンタリティーを持っていて、どの様な共通点があるのか。あのバリの大富豪、アニキこと丸尾さんとも仲が良くて、彼のエピソードもよく出てきます。
さて、動画の内容に入る前に、私自身の事ですが、私はよくどうやったらお金持ちになれるのか、という動画を見ます。こういうことを言うと、拝金主義か、金儲け主義か、という方がいるかもしれませんが、お金って大事ですよね。お金がなくて何かを我慢しなくてはいけないというのは、すごく寂しいことだと思います。お金がないから食べたいものが食べれない、お金がないから行きたいところに行けない、会いたい人に会えない。これは、人生の体験をお金によって制限されてしまっているということです。でも当然、お金持ちのボンボンに生まれない限りは、お金がないことによって制限されるわけだし、このお金がなくてできない、というこれ自体が人生における体験なわけで、非常に重要なことだと思います。私自身もまだまだここにいて、やはりお金がなくて何かができないのは悔しいわけです。この悔しさの積み重ねが、その人の努力につながっていくわけです。別にお金だけががすべてじゃない。その通りです。でも、それを言い訳にしていませんか？
お金に関することでしっくり入ってきた言葉があります。確か林先生の「ドラッカーと会計の話をしよう」に出てきた言葉だと思うんですが（違ってたらすいません）、そこで主人公が飛行機のファーストクラス中で、老人紳士に出会うんですね。その人がこういう内容のことを言うんです。「お金は人生の目的だともうかい？違うね？お金は人生の前提なんだよ。」これを読んで私は確かに！と思いました。お金は前提なんです。今の資本主義社会ではお金がないと何もできない。だからお金を稼ぐことは前提で、その上でどういった人生を送るのか。そのお金を稼ぐ量によって人生が変わってくるのは当然の事なんですね。
さて、話を動画に戻しましょう。幸せな小金持ち、伊木さんが顕在意識と潜在意識について説明をしてくれています。まずは、ざっと内容を紹介して、そのあとに私の見解と解説を入れていきます。
- 顕在意識：五感を使って情報を仕入れる（意識的）
- 潜在意識：仕入れた情報を調理して現実化する（意識的＋無意識的）
- 顕在意識と潜在意識の比率は極端に言うと１：１００。顕在意識はまさに氷山の一角
- 潜在意識は価値観型（その時の充実感が大切）
- 潜在意識は区別ができない（自分と他人、現実と幻想の区別がない）
- 潜在意識は深層に行けば行くほど、コントロールできなくなり、また、区別もなくなる
- 潜在意識は変化を怖がる
- 仲間が集まる
- 必要なものだけ引き寄せる
- シンクロにシティーが起こる
ざっとこんな内容ですね。皆さん、自分の意思決定ってどうやってやってると思いますか？多くの人が顕在意識で意識して物事を決めていると考えているんじゃないでしょうか？でも実際よく考えてみると、伊木さんが言っているように物事を現実化しているのは潜在意識だと思います。早く起きると決めたのに、ぎりぎりまで寝ちゃったとか、ダイエットしてるのにケーキ食べちゃったとか、あと何も考えずに、なんとなくこうしたとか、結局人の行動はその人の潜在意識によって決定されていることが多いんですね。
で、潜在意識は価値観型って話がありますが、皆さん、ビジョン型と価値観型って聞いたことあるでしょうか？日本人は価値観型が多いといいますが、価値観型の人はその時の感情や実感を大切にします。だから、何かを成し遂げた時の達成感や充実感、人に喜んでもらった時の幸福感、これらをモチベーションとして努力していけるタイプです。ちなみにビジョン型は、目標を設定して、その目標に向かって着々と頑張るタイプですね。で、伊木さんいわく、潜在意識は価値観型なわけです。だから、いま寝たいと思えば寝るし、今食べたいと思えば食べるわけですね。逆に、これやったらめっちゃ充実感や幸福感が待ってるよー！と潜在意識にちゃんと教えてあげれば、潜在意識がそれを価値と認識してそういう行動がとれるようになるわけです。
全部説明すると長くなるのでしませんが、面白いのが、潜在意識は深層に行けば行くほど他の人や物事とつながっていくということです。だから人が集まり、シンクロニシティーと呼ばれるようなことが起こると。こうなってくると、スピリチュアルな話になってきて、俺はそういうの信じないよ、という人が出てきそうですが、これ、仏教の教えにも通じています。
仏教には九識論（くしきろん）という考え方があります。1-5識はいやゆる五感ですね。目、耳、鼻、口（味覚）、触覚。で、第六識が”意識”。伊木さんがこの動画でいうところの顕在意識。で、仏教ではこの下の潜在意識の部分が3つに分けられています。第７識が（名前がありますが省きます）その人のエゴや本能、性格などがこれに当たります。意識ではわかってもいてもやりたくない、落ち着いて考えれば間違っているとわかるのに、その人のエゴやプライドが間違った判断をしてしまう。こういう事ってありますよね。これが、第７識になります。次に第８識はいわゆる業、カルマと言われるものです。一生懸命頑張っているのになぜか貧乏から抜け出せない。人に裏切られる。結婚相手が暴力をふるう、等、気を付けているつもりなのに、なぜか同じような苦労や失敗を繰り返してしまうことってありますよね。エゴや性格よりももっと深くに刻まれたその人の宿命といってもいいかもしれません。実は心理学者のフロイトもこの第８識までは認めていて、集団的な業、例えば日本人は閉鎖的であるとか、そういう説明もしています。
じゃあ、１番深い第９識とは何なのでしょうか？仏教ではこれを”根本浄識”と呼びます。これ、いいですよね。根本にある、清浄な意識。すべての人の１番深いところには清浄な意識があるという考え方が仏教なんですね。ちなみに、人だけじゃなくてすべての生命、もっと言ってしまうと宇宙自体も生命と捉えていて、その生命の根本はこの”根本浄識”であるというように仏教は捉えています。そして、伊木さんが言うように、すべての人、事象、生命は１番深いところではつながっていると説きます。だから、人が集まるとか、助けてくれるとか、シンクロニシティーが起こるとか、仏教はこういったことを肯定しているわけですね。
ここまでくると、現代の人たちは、自分は科学で証明されていないことは信じない、と言ったりするわけですね。当然この考え方を否定するわけではないのですが、気をつけなければいけない事は、科学で証明されていないことは正しくない、わけではなく、正しいか正しくないか、まだわからない、という事なんですね。例えば１０００年前の人に、実は地球は丸くて太陽の周りをまわってるんですよーと言ったって、何を馬鹿なことを言ってるんだ？と思われますよね？１００年前の人に原子力を説明したって、理解してくれないですよね？でも、現代の人は当然のごとく地球が太陽の周りをまわっていることを知っているし、原子力によってエネルギーが取り出せることも知っている。これと同じことが、”すべての人、生命は深層の潜在意識でつながっている“、という考え方に起こらないとは誰も言えないわけです。
さて、ニケタン（急にあだ名ｗ）の話から仏教に飛んでしまいましたが、ニケタンはほかにもたくさんいい動画をアップしているのでぜひ見てみてくださいね。前回のラッキーさんと同じく、見ている人に少しでも幸せになるきっかけを与えたい、って気持ちが伝わってくるとてもいい動画です。そして、もともと教師で、今でも家庭教師をやらせたら、日本一だと自分でもおっしゃっていましたが、とても分かりやすく、すっと内容が入ってきます。
それでは今日はこの辺で。この記事が少しでもあなたの幸せにつながりますように。
