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【21分解説】2025年、人は「買い物」をしなくなる|望月智之 ~知らないと損する、近未来のお話~

どーも、ライフプライオリティーです。さあ今回は、紹介するのが少し興奮しております。書評ユーチューバー業界に新生キタァーーーー!という感じのアバタローさんの動画です。


【21分解説】2025年、人は「買い物」をしなくなる|望月智之 ~知らないと損する、近未来のお話~

 

以前に様々な書評系ユーチューバーの方がいらっしゃるという話をしました。その中で私はサラタメさんをお勧めして、また、皆さん素晴らしいので誰というのに関わらず自分の興味がある本の書評をユーチューブで見ていくのがお勧めですよーという話をしました。

 

が、ここに来てダントツでお勧めの方が現れました。アマのリーグにいきなり元プロ選手現れたみたいな感じです。レベチですレベチ。レベルが違います

 

他の書評家さんは、みんなほとんど同じなんですよ。本の要点をまとめてわかりやすく伝える。忙しくてなかなか本が読めないみなさんに、短時間で大事な部分を伝えたい。これです。皆さん素晴らしい内容です。が、みんな区別がつかないくらい似ています

 

それに対しアバタローさんはスタンスが全く違う。本の内容をまとめてわかりやすく伝えることではなく、の本の面白さを伝えることに主眼を置いている。だから他の書評家さんを見たら、この本はもう読まなくていいかな、となるのに対し、アバタローさんの書評を見たあとはこの本読んでみたい!となります。見た後の結果が全く逆なんですね。

 

それから画像をほとんど使わないので、画面を見ずに聞いているだけでいいので、ずっと聞いていても疲れないんですね。画面を使わないことによって、情報量が減るんじゃないか、わかりにくくなるんじゃないか、という心配をしてしまうんですが、アバタローさんの場合は、全くそんなことがない。

 

著者のバックグランドから始まり、本のバックグラウンド、あらすじ、この本が我々に何を投げかけているのか、情報をただ伝えるのではなく、興味を引いて自然に理解させるイメージでしょうか、時に軽いジョークを飛ばしながら、上質な内容が自然に脳内に入ってきます

 

そして何より声がいい!バックミュージックもいい。ってかこれ絶対プロの仕業だろ!ってかペプラーだろ!普通のサラリーマン風にしてるけどペプラーだろ(笑)!アマの試合に元プロが来て、軽く力抜いてやってるのに、ホームラン連発してるイメージ。他の選手涙目(笑)。

 

さらに言うと本のチョイスも良い。普通はみんな最近話題のビジネス本とかが多いんだけど、アバタローさんはそういう本に加えてソクラテスの弁明」とか、カール・マルクスの「資本論とかやるんですね。この難解とも言える読みにくい本が、わかりやすく、生き生きと、現代の我々に訴えかけてくるんですね。

 

これはもうアバタローさんの“書評力”のおかげでしょう。日曜日の午後にコーヒー飲みながらFM聞いてるようなリラックスした心地にしてくれるんですが、得られる情報は超上質。初めに言いましたが、レベチです。これはずるいです。

 

さて、今回紹介した動画の内容にも少し触れておきましょう。

 

今後我々はどんどん「買い物」をしなくなる、というお話です。ここでいう買い物とはフィジカルな買い物、つまり実際にお店に行って、物を見て触って、お金を払って買う、という行為を指します

 

ここまで言えば大体わかると思いますが、今後はアマゾンエフェクトとも言われているようにEコマース、つまりみんなネットで買うから、お店に行くことはなくなるってことですね。

 

この影響はアメリカではかなり進んでいて、デッドモールと言われる閉鎖されたショッピングモールが全米に70以上もあるそうです。かつて地域の商店街が大型モールの進出によって排斥されていったように、今後はショッピングモールが排斥されていくと。この流れが今後日本にも来ると言うことです。

 

さらにAIが発達し5Gの時代になると、買うという行為さえ無くなっていく。今でもアマゾンとかで買い物をすると、これがお勧めですよーとAIが商品を勧めてくれますが、今後はもう買わなくても必要なものは、その人の好みや生活スタイルに合わせて届くと。

 

そういう世界になっていくということですね。この辺のアバタローさんの説明、まじ面白いんで是非聴いてください。多分ブハァって吹き出します(笑)。

 

さて、もう1つの今後のトレンドとして消費者の時間を短縮する商品やサービスが増える、売れる、ということです。

 

買い物がなくなること自体がそうです。実際にお店に行かなくても、ポチッとやれば勝手に届くわけですね。買い物に行く時間が短縮されましたよね。現代を生きる我々は忙しいですから、時間を短縮してくれるサービスが売れると言うことです。

 

ここからは私の考えですが、これ、やればやるほど人は忙しくなるんですけどね。前に少し触れたかもしれませんが、この社会は便利になればなるほど、人は忙しくなります。これ矛盾しているように聞こえますが実際そうなんですね。

 

1つ1つの物事にかかる時間が短縮される。すると、あれもできるこれもやっちゃおうとなって、どんどんやることが増えます。名古屋出張に日帰りできる今と、2か月かかった江戸時代は、どっちが幸せだったんでしょうねー、という話を前にしました。https://lifepriority.hatenablog.com/entry/2020/01/04/004906?_ga=2.51374505.1088616139.1579185464-676065164.1575727718 

 

今後、この「時短」を頭に入れてビジネスをしていくことは必須です。しかし、この流れとは全く逆の「時長」、時間をかけてゆっくり味わう価値、ですね。これが価値として再発見されていくと私は考えています。前にも言った、不便さの価値、です。

 

例えばガスコンロで焼くより、七輪で焼いた方がずっと贅沢でしょ?これが「不便さの価値」です。「味わい」とか「趣き」と言ってもいいかもしれません。

 

というかあらゆる企業が「時短」で勝負しようとしている時に、同じように勝負しても勝てないので、逆の発想を持つ、ということは大切だと思います。以前記事にした、変人が勝つ、という理論ですね。https://lifepriority.hatenablog.com/entry/2019/12/12/020527?_ga=2.130386319.1088616139.1579185464-676065164.1575727718

 

さて、少し話がそれましたが、詳しくは是非動画を見てください。きっとみなさんもハマると思います。それから先ほど少し触れたカール・マルクスの「資本論」に関するアバタローさんの書評動画のリンクも貼っておきますね。

 

https://www.youtube.com/watch?v=ttAP9kLub5s (前篇)

https://www.youtube.com/watch?v=dQ_oby8LhnQ (後編)

 

多分この記事を読んでいる人でマルクスの「資本論」読んだよ、って人はほとんどいないんじゃないでしょうか。経済学部の人とかは読むのかな。

 

資本論」っていうと、資本主義を完全否定して、これをもとにレーニンソ連を、毛沢東中華人民共和国を作ったけど、結局うまくいかなくって、やっぱり社会主義はダメだね、っていうのと、「宗教は阿片」という言葉くらいしか知らなくて、今更読む必要のない本、と思っている方が多いんじゃないでしょうか?

 

私もそうでした。ところが、これが全然違うんです。この本は今こそ我々が読むべき本で、資本主義の限界や問題点を感じ始めている、いまの我々にこそ迫ってくる本なんです。興味があったら是非見てみてくださいね。はじめの、「なんかモコモコしてますね」でまた、ブフォーって吹き出すと思います(笑)。

 

しかしこんな良質なコンテンツがただで見れるユーチューブは本当に素晴らしいです。いやーユーチューブってほんとにいいものですね。水野晴郎風(知らんかw)。

 

ではまた次回の記事でお会いしましょう。この記事が少しでもみなさんの幸せに繋がりますように。